多くのスキーヤーが難しいと感じている「コブ」
なんとかして制覇したい「コブ」
ここでは、その「コブ」についての誤解を解きながら、滑り方をお教えしたいと思います。
「でも、モーグルの人と基礎スキーヤーは根本的に違うよね?」
と思っている方も多いと思います。
もちろん、大会におけるモーグルと基礎スキーの不整地(コブ)の採点方法は異なります。
しかし、「コブ」を効率的に滑るにはモーグルの要素を取り入れた方がいち早く「コブ」を克服するきっかけになると思います。
では、「コブ」はどうやって滑っていくのか。
まずは「コブの見方」が非常に重要です。
例えて言うなら、ゴルフをされる方ならお解りになると思いますが、パットを打つ際にはグリーンの傾斜や芝目を確認して、上りか下りか、スライスラインかフックラインかを確認してから、パットを打ちますよね?
それと同じく「コブ」を滑る際もコブの形状を確認してから滑ります。
慣れてくれば滑りながらでも対応できるようになりますが、まずは滑る前にコブをじっくり観察して見てください。
ポイントは「コブ」の頂点・出口を見極めること。
ただ、多くの方が「コブ」の頂点の場所を間違っていることが多いです。
そのため、ターンの切り返すタイミングがズレてしまい、後傾になったり深い溝にハマったり・・・・
もちろんこの他にも理由はたくさんありますし、「コブ」を簡単に滑る方法や「コブ」用の整地練習の方法もたくさんあります。
そこでDosapoではばんけいスキー場でのレッスンを行なっておりますが、なかなか日程が合わない方や遠方の方、またレッスン参加者のレベルが高いと思われている方もいらっしゃると思いますので、コブの滑り方をYouTubeにて公開しています。
是非ご覧ください!
プロフィール
伊藤孔一
コーチ歴17年(2004シーズン〜)
2010年から本格的に海外大会へも同行。
その時に理想の滑りに出会い衝撃を受ける。それが、ミカエルだった。
そこから徹底的にコブを滑ることを研究し、オリジナルの指導方法を完成。
コブを教える上でのモットーは「誰でもどこでも簡単に滑れる方法」
言い換えると「どんなコブでも失敗しにくい滑り」、まさにミカエルの滑りだ。
その成果が現れたのが、2016年2月の全日本選手権。世界1難しいと言われるリステルのダフィーコースで、教え子が減点0という快挙で初優勝。
その指導方法を今回マニュアル化した。
また、いち早くモーグルコースにiPadを導入し、コーチングしていた。
動画でのレッスンは得意分野である。
レッスンをする上でのモットーは「simple is best」
なお、モーグルジャッジ資格は取得していないが、ジャッジ研修は参加し常に最新の情報を得ている。